奈良市
T様邸
ご夫婦の理想とこだわりがたくさんつまった住まい
ご家族4人暮らしのT様。天然素材に囲まれた、とても居心地のいい空間は、ご夫婦のこだわりが満載。
「家のイメージを具体的に話しているときが一番楽しかった。むしろ、出来上がってちょっとさみしいぐらい。」とご主人。
奥様が雑誌の切り抜きなどを集めたスクラップブックを作り、家の雰囲気を伝えるのにとても役立ったそうです。
そんな、ご夫婦の理想とこだわりがつまったお住まいを、少しだけご紹介させていただきます。
まずは、リビング・ダイニング。洋風な趣なのに外からの光を優しく取り入れるため、あえて障子を入れたところにセンスを感じます。
床面は、オーク材でとてもよい質感に仕上がっていますが、初めは杉材と迷ったとのこと。杉材は、質感も良く、コストパフォーマンスも優れているのですが、軟らかく、傷がつきやすいというデメリットがありました。サンプルを眺めながら、吟味した結果、丈夫で木目の美しい無垢のオーク材に決めました。お子様たちが、元気いっぱい遊びまわっても、傷がつきにくいというのが理由だそうです。
デザイン性もさることながら、ご夫婦が一番初めに家づくりで重視したのは、通風・断熱などの機能性でした。
一冬過ごした感想は、驚くほど暖かかったとのこと。家の中央に設置された薪ストーブの温熱が効率的に家全体を駆け巡るようになっており、けいそう土の塗り壁が輻射熱をより効果的に伝える役割を果たしています。だから、家の隅々まで暖かさがいき届きます。
最後にご紹介したいのは、1階にある小さな和室。3畳という大人2人が横になれるぐらいの広さですが、地窓のおかげで、圧迫感がなく狭さを感じさせません。外の光をうまく取り入れることによって空間がより広く感じられ、旅館等にある次の間のような「ゆとり」の空間になっています。
その他にも、ご夫婦のこだわりと住みやすさが、たくさんつまったお住まい。
枚挙にいとまがありません。